コナアカミゴケ(粉赤実苔)
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2023/01/02(Mon)
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きょうは、朝までに雪が数㎝積りましたが直に融け、日中は晴れたり曇ったりで時折雪が降りました(-0.7~4.4℃/北西風)。
道沿いの木柵上に、コナアカミゴケ(ハナゴケ科)が生えていました。雪が降るとつい見てしまう、紅白緑の目出度そうな景色が、微細世界に広がっていました。高山~低山の切株や倒木、岩上、地上にも生育する地衣類です。長さ1~3cmの子柄は枝分かれせず、全体が粉芽と呼ばれる粒状体で覆われ、その先端には真冬でも鮮やかな赤い子器が付いています。地衣類は、藻類と菌類が共生しているもので、「コケ」とは言っても「コケ植物・蘚苔類」とは異なります。植物遷移の最初に現れる生物で、有機物の少ない岩肌にも張り付いて、土壌を作り出し他の生物の侵入を助けると言う、大切な働きをしています… ![]() ![]() スポンサーサイト
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