トウホクサンショウウオ(東北山椒魚)の卵嚢
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2023/03/09(Thu)
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きょうも大体晴れて、とても暖かくなりました(8.3~17.8℃/東南東風)。
森の小池に、トウホクサンショウウオ(サンショウウオ科)の卵嚢がありました。今年は何故かしら遅かったのですが、知らぬ間に何塊も、皺入り寒天に無数の黒胡麻が鏤められていました、日本固有種で、名の通り、主に東北地方の高山~山麓の細流周辺の森に生息します。成体は体長9-14cm。3-5月に、湧水がある水溜りや、山間の沢の澱み等に産卵します。一対の長い嚢は、透明で縦・横条の皺があり、中に20-100個の卵が入ります。受精卵は、3週間程で泳ぎ出し、プランクトンや水生昆虫を食べながら、普通は年内に変態して陸に上がり、その後は周りの林内に棲み、4-5年かかって成体になります。青葉山では、どの沢や湧水池でも見られますが、開発等で減少していて、県レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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