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オオイタドリ(大虎杖、大痛取)の新芽
2023/03/24(Fri)
  きょうは、曇り時々晴れました(8.7~18.8℃/北西風)。
  道沿いに、オオイタドリ(タデ科)の新芽が出ていました。枯れて横たわる太竿の根元を見ると、そこここに赤く大きなロケット様の芽が膨らんでいて、今にも噴射、飛び出しそうでした。良く似たイタドリより北方系種で、北海道~本州中部の山野に生育する、高さ1-3m(大きいものでは4-5m)の多年草です。葉は長~広卵形で、長さ15-30㎝、幅10-25㎝で、基部は心形で先が尖り、裏面は粉白色を帯びます。葉の両面の脈状に短毛があります。7-9月、茎先や葉腋から立ち上がる花序に、白い小花を多数密に付けます。雌雄異株で、雌花は下向きに穂状に垂れ、雄花は上向きに立ちます。秋に熟す痩果は、種子に3枚の翼があり、風によって散布されます。根が網目状に張って土砂を押えるので、崖崩れ防止等に役立ちます。名は、イタドリより大型である事に由来します。青葉山では、崩壊地や河原の土手等に普通に見られます・・・
オオイタドリの芽 日没の沼
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