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四月観(視)察会
2023/04/10(Mon)
  きょうは、昨夜の氷雨(雪の所も)も上がって、雲は多いものの青空の下、爛漫の観(視)察会になりました(2.3〜12.6℃/西北西風)。近況報告やコースの説明、落ちていたエナガの巣を見せて貰ったりした後、早速の出発です。学生寮建設工事中の現場を横目に、道端に咲き誇るシュンランや、配布資料で紹介のコブシ、エゾタンポポ、大きく伸びたバッケ、イカリソウ、カキドオシ等観ながら進むと、ブナやアカシデに無数の花が付き、早くも若葉が萌え立っています。森に入る前から貴重なトウゴクミツバツツジがほぼ満開で、ミツバアケビの花も下がってました。今春はとても早く、構内のソメイヨシノ等は殆ど散っていますが、遅めの山桜は今が見頃で、ヤマザクラやカスミザクラ、エドヒガンがあちこちの山肌を白や薄紅に染めています。しかも、木々の芽が一斉に萌えて、場所によっては五月の新緑の頃の風情です。藪の鶯が良く囀り、エナガの小群が梢を渡って行きます。山道にはナガハシスミレを初め、タチツボスミレやサクラタチツボスミレ、話題のマキノスミレ等菫達が無数に佇んで、中でも艶やかなアケボノスミレの群生には心躍りました。沢には、トウホクサンショウウオの卵嚢が、胚を大きく膨らませ、ミヤマセセリ等の蝶が舞っていました。何時もなら一番の目当てのイワウチワは殆ど終わっていましたが、盛りは過ぎたものの、至る所篝火を燃え立たせていたカタクリの群れ、樹冠一杯に黄金花を満ち咲かせるオオバクロモジ、奥ゆかしく鈴花を垂らすキブシ、暗い林床に赤い火花を散らすショウジョウバカマ等、早春の花々が咲き群れていました。頼りなげに緑の糸を擡げるカタクリの一年葉、白銀の花房を輝かせるツルシキミ、とても珍しい白花ショウジョウバカマの群れも、とても印象的でした…
ブナの花と若葉 早くもトウゴクミツバツツジが! オオバクロモジ 黄金の輝き
  他に花では、ヤマツツジ、アオキ、セリバオウレン、ミヤマウグイスカグラ、ハウチワカエデ、セイヨウタンポポ、コハコベ、オオイヌノフグリ、オニノゲシ、ノボロギク、ミチタネツケバナ、ヒカゲスゲ、ヒメカンスゲ、オクノカンスゲ、ハウチワカエデ、ヤハズエンドウ、アケボノアセビ、ヒメリンゴ、ナツトウダイ、ツクバキンモンソウ、ムラサキケマン、センボンヤリ、クヌギ、ユキヤナギ等が咲き、コース外でヒメフタバランや早くもルリソウを観た方もいて、ツクシも沢山出ていました。ギンランと思われる花芽を付けた小草も見られました。野鳥では、メジロの囀り、遠くから聞えたアオゲラの声に、カワラヒワ、トビ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、キジバト等の他、外来のガビチョウの大声で鳴いていました。動物では、カモシカやイノシシ、リス、テン等の痕跡があちこちに見られました。昆虫では、ルリタテハやビロードツリアブ等の蝶や花虻、花蜂が見られました。きょうは、いつになく季節の移ろいが進み、草木が一斉に萌え立ち、早春~晩春~初夏の花々まで咲き出し、命の息吹がより一層感じられ、百万都市の中心に隣接する身近な森の豊かさ、貴重さが身に沁みる一時となったのではないでしょうか…?
アケボノスミレ 白花ショウジョウバカマ 山桜の下で カタクリ
  来月は新緑の森の中、ヒメシャガ、ルリソウ、ヤマツツジ等の花々や、渡来したばかりの夏鳥達の囀りが見所・聞き所となる事でしょう??? では又、5/14(日)にお会いしましょう!
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