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センボンヤリ(千本槍(紫蒲公英))
2023/04/11(Tue)
  きょうは、晴れ時々曇りました(8.4~23.1℃/南南東風)。
 道端に、センボンヤリ(キク科)が咲いていました。名の通り至る所、又別名通り花裏を紫に染めて、可憐な星花が地上に瞬いていました。北海道~九州の他、中国~シベリア、サハリン、クリル等の、山野の日当たりの良い草地等に生育する多年草です。根出葉がロゼット状に発達し、葉は倒卵状長楕円形で頭大羽裂状に中裂し、葉裏にはくも毛が密生します。年に二度、4-6月の春型と9-11月の秋型の花を開き、春型の花茎は高さ10cm程になり、花茎の先に裏面が紫で径1.5cmの白い舌状花(頭花)を咲かせます。秋型の花茎は高さ30-60cmになり、線形の小葉が多数付き、頭花は閉鎖花で筒状花のみからなります。総苞は筒状で長さ15mm程、痩果は長さ6mmで、冠毛は褐色で長さ11mm。名は、長く伸び出た閉鎖花が沢山立つ様を、大名行列の千本の槍に見立て、別名のムラサキタンポポは春型の花の裏が紫で、全体にタンポポに似ている事に由来します。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
センボヤリ 嗤い始めた森
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