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ヤセウツボ (痩靫)
2023/05/25(Thu)
  きょうは、晴れ時々曇りました(11.1~19.9℃/北西風)。
  河原の草地に、ヤセウツボ(ハマウツボ科)の花が咲いていました。稀少種オニノヤガラ(ラン科)にも似ていますが小さくて(20cm位)、下の方は枯れていて、花は美しくもかさかさした感じでした。地中海沿岸が原産で、広く世界に分布、日本には1937年に千葉県で確認されて以来、本州〜九州の畑地,牧草地,樹園地,路傍等に定着している茎高15~40cmの一年草です。外来生物法で要注意外来生物。無葉緑の寄生植物で、キク科・セリ科・マメ科等様々な植物に寄生し、全体に短い腺毛を持ち紫褐色で、葉は鱗片状で先は細く尖り、無柄で茎を抱きます。4-6月に12~15mm程の唇形花を咲かせ、花色は黄色の他、赤褐色、黄褐色、紫色等のものもあります。上唇は先が凹み、下唇は3裂し中央の列片が最大で縁は波型に切れ込みます。萼は正中線に沿って基部まで2裂、左右夫々もやや深く2裂、先端は尖り、淡黄色等の花冠には紫色の条や斑点があります。雄蕊4、雌蕊1、柱頭は大。青葉山周辺では、広瀬川の河川敷等に見られます・・・
ヤセウツボ 対岸から
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