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カワラナデシコ(河原撫子)
2023/08/21(Mon)
 きょうは、晴れ時々曇りました(26.1~33.6℃/南南東風)。
 道端に、カワラナデシコ(ナデシコ科)が咲いていました。最近又見かけなくなっていましたが、乾いた路傍に幾株か、正に撫子色の可憐な花が健気に佇んでいました。本州~九州の他、沖縄の久米・渡名喜島や朝鮮、中国等の、日当たりの良い草原や河原等に生育する、高さ30-50cmの多年草です。茎は根から叢生して、節が膨らみます。長さ4-7cmの葉は対生し、線~線状披針形で先は鋭く尖り、基部は茎を抱き込みます。6-9月、茎先に径4-5cmで淡紅色、時に白色や淡紅~白混色の花を付けます。萼片は3-4cmで、苞は3-4対あり、花弁は5枚で、先が糸状に細裂します。雄蕊は10本、雌蕊は花柱2本あります。秋の七草の一つで、古典園芸植物の一でもあり、万葉の頃より多くの歌に詠まれて来ました。名は、河原に生える「撫し子(愛おしい子の様な花)」の意。全国的に減少していて、岩手等各地のレッドリストに記載されていますが、青葉山では明るい草原や路傍等の所々で見られます・・・
カワラナデシコ 赤く重い空
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