ヤンマタケ(蜻蜓茸)
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2023/09/20(Wed)
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きょうは、曇り時々晴れました(24.5~30.7℃/北北西風)。
先日の観(視)察会でも観られましたが、木の枝にヤンマタケ(スチルベラ科)がありました。雲間、樹間から陽が射して、改めて、見れば見るほど不可思議で神々しい姿に、つい又感嘆してしまいました。10月~翌年2月頃、全国の湿度の高い川辺、湿地等の樹枝、倒木や笹の幹上のトンボ死骸から発生する不完全菌類の一種で、冬虫夏草の仲間です。宿主はノシメトンボやナツアカネ等の赤とんぼ類やミルンヤンマ、サナエトンボ、オニヤンマ等の成虫で、子実体は宿主の体の節々から発生し、長さ2.5-4mm、淡黄〜淡桃色、棍棒形又はやや丸く膨らんだ頭部を持ち、その翌年の夏に朱色の分生子を付けます。主に宿主の翅は子実体が成熟するまでに取れてしまいます。完全世代はタンポヤンマタケで、子嚢胞子を作り有性生殖を行いますが、発生条件が異なるのか、極めて稀とのこと・・・ ![]() ![]() スポンサーサイト
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