工事の中止を求めて「要望書」を提出
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2008/12/08(Mon)
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昨日確認した「作業道路工事の開始」に対して、早速、きょう仙台市に強く抗議しました。そして、『意見書』に対する不誠実な「回答」にも抗議すると共に、「現地説明会」もないままに強行した工事の即刻の中止と、『意見書』への再度の回答を求める「要望書」を提出しました。
少なくも今期の「竜ノ口周辺の諸工事」を中止して貰わなければ、話にも何もなりません。 とにかく、これ以上の自然破壊は止めてほしいものです・・・ (↓「----」)は伏字) 平成20年12月8日 仙台市長 様 「青葉山の緑を守る会」 代表 植村千枝 仙台で唯一の、オオタカ営巣・繁殖地で計画されている地下鉄東西線・ 都市計画道路建設作業道路工事の開始に抗議し、工事の中止と『意見書』 に対する再度の回答、及び当会など市民との話し合いを要求する 「要望書」 仙台市は、地下鉄東西線竜ノ口-----作業道路工事を開始したが(12月7日確認/既に森が200m(幅7-8m)切り開かれ、数千本の木々を伐採中)、このまま工事が進められれば、生態系が激変するとともに、「オオタカ営巣地」の間近まで破壊されることになり、当地での来春からの営巣・繁殖の可能性も失われることになる。当会は再三に亘り工事の中止や見直し、または延期を要求してきたが、10月31日に提出した『オオタカ営巣・繁殖地で計画されている地下鉄東西線等「青葉山地区工事」についての意見書』に対しても、仙台市は極めて不誠実且つ形式的な「回答」(11月19日付け)を寄せている。この「回答」に対して抗議するとともに、当会が要求している「現地説明会」もないままに工事を強行していることに対し、仙台市に強く抗議し、工事の即刻の中止と『意見書』に対する再度の回答を求める。 一、竜ノ口-----(オオタカ営巣・繁殖地)における、各工事の即刻の中止を求めるとともに、緊急に現地説明会の開催を求め、当会を始めとした市民との話し合いの席に着くことを求める。 二、当会など「オオタカ調査ネットワーク」が、「(工事予定地が)この3年間、仙台周辺で唯一の繁殖 地になっている」ことを確認(『意見書』)としているのに対して、「回答」では、「仙台市域の里山でオオタカの生息が確認されたとの情報を得ている」などと的外れな記述になっている。また、それ以外は、オオタカや諸動物の広域的調査についても、景勝地としての重要性についても、工事用道 路や都市計画道路の不必要性についても、ルート選定の不可解さについても、市による動植物調査の問題性についても、何ら触れることなく、まったく答えていない。仙台が、仙台の自然が、極めて重大な危機に直面している中で、仙台市の市民に対する不誠実で非情な態度は理解できない。各項目についての真摯な回答を求める。 スポンサーサイト
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2008/12/09 08:08 | URL | けあき #-[ 編集]
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