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トウホクサンショウウオ(東北山椒魚)の卵嚢
2009/04/03(Fri)
 きょうも良く晴れて、暖かな一日でした(4.0~16.3℃)。
 沢の澱みに、トウホクサンショウウオ(サンショウウオ科)の卵嚢がありました。冷たい水の中、枯枝にしっかりくっ付いて、ゆらゆら揺れていました。今年も超暖冬で雪も雨も余り降らず、長い間沢が干上がっていましたが、漸く卵塊や成体が見られる季節になりました。きょうは、僅か50cm四方の水溜りに、6卵塊も確認できました。普通3-5月が産卵期で、湧水がある水溜りや、山間の沢の澱み等の枯枝や石等に、透明で縦・横条の皺のある太い紐状又はバナナ状の卵襄を一対(卵数は20-100個程)付着させます。受精卵は、産卵後1週間程で三日月型になり(尾芽胚期)、2週間程で鰓が目立ち、3週間程で泳ぎ出します。幼生の餌は主にプランクトンや水生昆虫で、年内に変態して陸に上がりますが、一部の者は水中で越年して翌年に変態します。変態後、成熟するには4-5年もかかり、周辺の林床の落葉や土、朽木、石の下等の湿った所に潜み、主に夜や雨天に活動し、ミミズや土壌動物等を食べていますが、その生態は未だ良くは分っていない様です。県内では、主な生息地である丘陵地の開発等に因り減少していて、レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定されています。大切にしたいものです・・・
トウホクサンショウウオの卵嚢 セリバオウレン
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