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エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)   
2009/04/08(Wed)
きょうも良く晴れて、暑い位になりました。
 道端の土手に、エゾタンポポ(キク科)が咲いていました。ポカポカの陽射しを浴びて黄金色に輝く様は、正に春の風情そのものです。北海道、東北と北関東・中部の一部の、山地~低地の林縁や草地等に自生する多年草です。嘗ては何処でも見られましたが、近年は欧州原産のセイヨウタンポポ(総苞外片が反り返る)ばかり目に付く様になりました。その訳は、外来種が①一年中咲く、②受粉しなくても単為生殖で結実できる、③都市化による悪環境(窒素公害やセメント化=アルカリ土化)に適応できる、④種子が軽く冠毛が多く遠くまで飛べる、⑤発芽率が高い、等と言われています。只、エゾタンポポも負けているばかりではなく、①他の在来種と違って自家受粉もできる、②夏眠できるので草が茂る所でも生き残れる、等によって案外しっかり住み分けしてはいる様です。名の由来は、蝦夷地に生えるタンポポ(①中空の茎を切り両端を割いて水に付け、鼓の様な形にする遊びや、蕾が鼓に似る事から、その幼児語又は音色から、②タンポ槍やタンポに似るから、③古名は「田菜」で、果実がほほけるので「田菜ほほ」が転訛した、等諸説)の意です。青葉山では、他にウスギタンポポ、カントウタンポポ、センダイタンポポの在来種と、外来種のアカミタンポポが確認されています。一見、同じタンポポの風景だとしても、人間の環境破壊等によって、年毎にその分布・勢力図が激変している事を忘れずに、注意深く見守って行きたいものです・・・
エゾタンポポ 夕暮れ(牛越橋の袂から)
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