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五月観(視)察会
2009/05/10(Sun)
  きょうは、観(視)察会。どんより曇ってはいましたが、大勢の参加者が集まりました(7.7~10.6℃)。何人かからの報告や挨拶等があった後、「さあ、出発!」と足を一歩進めた途端、「サンコウチョウだ!」の声に一同大騒ぎ。逆光ながら確かに長ーい尾を下げて杉の天辺に止っています。急いで望遠鏡を取り出して見ると、長い尾と見えたものは湾曲した杉枝で、本体は鶸ちゃんでした。心を落ち着けて歩き出すと、ニシキギやヒメコウゾ、ヤマグワ、カキドオシ、ムラサキサギゴケ、キランソウ等が道端を彩り、森に入れば、コハウチワカエデやコナラ、ウワミズザクラ、フジ、マルバアオダモ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、ヤマツツジ等の花が私達を迎えてくれます。ウグイスや夏鳥のヤブサメ等の囀りも盛んに聞えています。そして、例年の会だと咲き始めたばかりで数輪しか見られなかった、仙台を代表する花(市花でもあった)のヒメシャガがあちこちで可憐に咲き群れています。同じく希少種であるアブラツツジやサラサドウダンの花も愛らしい花を下げていました。森は新緑が瑞々しく、そこに身を置くだけでも心身が癒される気がします。
コハウチワカエデ ヤマツツジ ユウシュンラン ボケボケですが、イスカです <←かーそる(矢印)を当てると説明が出ます>
  管理棟周辺には、ナツグミ、エゾタンポポ、クリンソウ、ミヤマウグイスカグラ、ミツバツチグリ、ハルジオン、ニワトコ、オニタビラコ、ミツデカエデ、マムシグサ、ミツバウツギ、ツボスミレ等が咲き、すぐ横のハリエンジュの木では、オオルリが高らかに囀っています。いままでこの辺りでは繁殖活動はしていなかった筈ですが、もしかして、破壊されている竜ノ口峡谷周辺等から逃げて来たのかも知れません。複雑な気持になりながら、うっとりする美声に耳を傾け、その姿を望遠鏡で探していると、近くに何と「赤い鳥」イスカです。五羽で何かを黙々と食べている様でしたが、写真は上手く撮れませんでした。
ゼンマイの胞子茎 高見の見物 ご苦労さま(参加者はこの倍でした) ヒメシャガ

  漸く管理棟を離れると、沢付近ではイカリソウ、タチシオデ、ナツトウダイ等の花やゼンマイの胞子茎の他、タゴガエルやヤマアカガエル、そして生れたばかりのトウホクサンショウウオの赤ちゃんとの出会いを楽しみました。その後、少なくなって来て心配なルリソウの森に立ち寄り、キビタキやセンダイムシクイの囀りを聞きながら、トリガタハンショウヅル、ツリバナ、ツクバネウツギ、シュンラン、コミネカエデ、メグスリノキ、サンショウ、カクミノスノキ、チゴユリ、ハナイカダや稀少なユウシュンラン等の花を楽しみました。野鳥では今回も他に、メジロ、アオゲラ、コゲラ等20数種確認できました。帰路にはマイヅルソウの群落やクヌギの花も観察できましたが、いつまでも、こんな花鳥達に普通に出会える青葉山のままであって欲しいと、願うばかりの一時でした・・・     
 来月は、エゴノキの花の香漂う森の中、キビタキ、ホトトギス等の声を聞きながら、ニッコウキスゲ、ギンリョウソウ等の花々、モミジイチゴ、ヤマグワ等の果実を楽しみましょう。今度こそ、サンコウチョウにも会えるかも・・・ 
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