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市の「人工巣成功」の記者会見について(今こそ東西線、都市計画道建設の再考を) 
2009/09/05(Sat)
 昨日(9/4)仙台市は、今頃になって、地下鉄東西線の建設工事にかかわる「オオタカ追放作戦」で、今年初めて「人工巣での繁殖に成功した」と記者発表した。しかし、これは事実に反する。今年営巣した巣は、市が言う「人工巣」とほぼ同所ではあるが(4年前の巣ともほぼ同所)、追い出され追い詰められたオオタカがギリギリの選択の末に、永年の営巣地の際に新しく造巣したものだ。当会等の「オオタカネットワーク」は、仙台市域を広く観察・調査し、同所では、二度の営巣の末に(非常に稀な例で一度目は失敗)何とか雛二羽の巣立ちを確認することができたが、市が「作戦の成功」と言い張り、それを宣伝することが予想されたために、発表を極力控えていたのだ。この会見で市は、「環境に配慮した工事」であることが証明されたかのような口ぶりだったが、自分達の自然破壊の大罪に自ら免罪符を与え、何よりも今、青葉山に大開発の波が押し寄せ、地下鉄東西線の他に、東北大学移転や都市計画道路、宅地開発等の諸工事が一時に開始され、それを一括して把握する者もいないままに、有史以来とも思われる自然破壊が進行している、事実を覆い隠そうとしているとしか思えない。又、「人工巣」の成否に関わらず、オオタカの営巣・繁殖は、当地以外の市街地周辺では、今季も確かなものは認められず(「オオタカネットワーク」)、工事が一気に進むだろう来季以降の繁殖は、極めて難しいものと予想されている。それにも拘らず市は、破壊し尽す予定の「営巣地」の営巣木を数本のみ伐り残し、「工事の終了する13年度に古巣のロープを外し、営巣環境を復元する」等と市民を愚弄する説明をしている。
 この夏漸く、悪名高い市長が退任したが、「対話と納得」や「みどりのまち」を公約のトップに掲げ、山歩きが趣味だという新市長には、このような「詭弁だらけの報告」に惑わされることなく、まずは「対話」、そして東西線や都市計画道の建設を少しでも見直す英断を下して欲しいものだ。
抱卵中のオオタカ( 5. 3) ヒナ(3羽中の2羽6.4) ヒナ(6.28) 巣立ち直後の幼鳥2羽(7.5). (09記録)
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コメント
- うその人工巣? -
仙台市は勿論ひどいが、マスコミの対応はあきれたものですね。「裏」を取るのがジャーナリストの鉄則なのに、権力者(=自然破壊者=犯罪者)の側の発表だけを鵜呑みにする報道姿勢は、戦前の暗黒の時代を思わせて、ぞっとしますよ。「市」も「マスコミ」も総とっかえして「change」してもらいたいね。
2009/09/07 15:15  | URL | オオタコ #-[ 編集]
- うその人口巣 -
河北新報に出ていた「人工巣でひなを育てるオオタカ」という記事は「うそ」だったんですね。
やましいことがあると、うそをつくものですが、
仙台市役所はなぜこんなうそをついたのか・・・・。
都合のよいように大切な事実を捻じ曲げる、工事優先の姿勢。市民にうそをつく市役所って悲しい。
2009/09/06 05:50  | URL | ciao66 #mQop/nM.[ 編集]
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