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オクノカンスゲ (奥の寒菅)
2020/03/22(Sun)
  きょうは、午前中曇って小雨か降りましたが、晩方には晴れました(7.4~13.8℃/西風)。
  道沿いに、オクノカンスゲ(カヤツリグサ科)が咲いていました。赤茶色い海老の尻尾の様な花穂が解けて、金糸が一気に噴き出していました。北海道~九州の、主として冷温帯の山地の林内に生育する、高さ15-40㎝の常緑多年草です。地下に匍匐枝を伸ばして群生します。葉は幅広い長線形で叢生し、葉の断面がM字になるのが特徴です。4-6月、桿を伸ばして花を咲かせ、棍棒状の頂小穂の雄花穂と側小穂の雌花穂を付けます。カンスゲ等の良く似たスゲの仲間とは、葉の断面がM字型になり、群生し、匍匐枝がある事等が識別点です。青葉山では、林内や道端に普通に見られます・・・
オクノカンスゲ 経ヶ峰
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ヤブカンゾウ(薮萓草)の若草
2020/03/21(Sat)
  きょうは、曇り後晴れて、昨日同様に強風が吹きました(6.0~17.8℃/西風)。
  森の外れの土手に、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)の若葉が出ていました。斜面を覆い尽す、早緑の絨毯がキラキラ輝いて、眼にも胸にも沁みる様でした。有史以前渡来の中国原産とも言われ、日本では北海道~九州の日当たりの良い草地等に生育する、草丈50-100cmの多年草です。葉は根生し、長さ40-60cm幅3㎝前後の広線形。3倍体の為結実せず、根が紡錘状に膨らみ匍匐茎を出して増えます。茎上部で分枝し、7-8月、茎頂に橙赤色の花を数個付けます。花は径8-10㎝で、花筒は長さ約2㎝。花披片は6個ですが雄蘂と雌蘂の一部又は全部が花弁化して八重咲きになります。若芽、蕾、花は、山菜として良く食べられます。青葉山では、土手等に普通に見られます・・・
カンゾウ 岸辺の紅梅花
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カタクリ(片栗) 咲き出す
2020/03/20(Fri)
  きょうは、晴れ後曇って、強風が吹き荒れました(8.0~12.7℃/西風)。
  森の入口で、カタクリ(ユリ科)が咲いていました。やはり今年はとても早く、見られなかった昨日には咲き出していた様で、既にあちこち20輪近く、紅紫の花弁を慎ましやかに綻ばせていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、サハリン等の落葉広葉樹の林床に群生する、草丈10-25㎝の多年草です。3月末~4月初め、長さ4-5㎝で薄紫~桃色の花を、下向きに咲かせた後、あっと言う間に消えてしまいます。青葉山では到る所に見られ、大群生地もあちこちにありますが、開発や森林管理、盗掘の他、枯松伐採時の林床破壊等で大分減少しています・・・
カタクリ 街を眺める
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シロヤナギ(白柳) 青める
2020/03/19(Thu)
  きょうは良く晴れて、暖かくなりました(4.0~16.2℃/南風)。
  山裾のシロヤナギ(ヤナギ科/亜種ミチノクシロヤナギともされる)の芽が、綻んでいました。一斉に、早緑の葉を伸ばし、陽光に煌きながら、春風にゆらゆら揺れていました。北海道~東北の河岸や湿生原野等に多く生育する、雌雄異株の高さ15-20m、胸高直径1m程になる落葉高木です。幹は灰褐色で白っぽく、葉の裏面には絹毛があって白色をなします。葉はやや小形で互生し、長さ5-11㎝、先は尖り、縁には細鋸歯があります。4-5月、雄花又は雌花からなる尾状花序を出し、5-6月には柳絮(綿毛を伴った種子)が雪の様に舞い飛びます。青葉山周辺では、広瀬川の河畔等に普通に見られていましたが、河川管理工事により各所で大量に伐採、又育ってもすぐ伐採されます。柳は、その性質から古来、水害防止に役立つとして川等に植えられ、土木工事にも利用され、緑化の基礎ともされて来ました。又、河辺の柳林は、水生昆虫、魚、鳥類、小哺乳類の餌場や住処になり、その大切さが世界的に見直されています。「河畔に沿った緑地(生態系の帯)」の保護・再生を求めたいものです・・・
ミチノクシロヤナギ 城山
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キブシ(木五倍子)
2020/03/18(Wed)
    きょうは、晴れ時々曇りました(4.4~14.8℃/北西風)。
    道沿いで、キブシ(キブシ科)が咲いていました。上から下へと円い蕾が口を綻ばせて、山の端をしみじみと、黄檗色に染めていました。北海道~九州の山地の林縁や谷沿いの斜面等に生育する、高さ3-4mの落葉低木です。葉は互生し、卵~卵状楕円形で基部は円く、先は長い鋭尖頭。3-5月、前年枝の葉腋から淡黄色の穂状花序を下垂させ、未だ花の少ない時季に良く目立ちます。雌雄異株で、雄花は雄蘂8、雌花は子房が大きく雄蘂が退化し、他に両性花もあります。主として雄花は長く黄橙色に、雌花は短く黄緑色に見えます。青葉山では、林縁等に普通に見られます・・・
キブシ 西山に注ぐ陽光
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