>
ホタルカズラ(蛍葛)
2017/05/23(Tue)
  きょうも大体晴れましたが、少し涼しくなりました(16.4~21.8℃/南東風)。
  道端に、ホタルカズラ(ムラサキ科ムラサキ属)が咲いていました。蛍と言うより、高く掲げた手鏡に蒼穹を映じたかの様な青さでした。中国、朝鮮、ロシア極東部等に分布し、日本では北海道~沖縄の、山地~丘陵の林内や林縁の日当りの良い場所に生育する茎高15-25㎝の多年草です。全体に粗い剛毛があり、花期後に基部から横走する枝を出し、先端に新芽を付けます。葉は互生し、長楕円~狭長楕円形で柄はなく、堅い毛があってざらつきます。4-5月、茎先の葉腋に青紫色の5弁花を上向きか横向きに開きます。花冠は径約1.5㎝で先端は5裂し、瑠璃色の各裂片の中央には縦に白い隆起があり、萼筒は5深裂し、裂片の先は尖ります。 名は、点々と咲く瑠璃色の花を蛍の光に譬えたもの。別名ホタルソウ。全国的に植生環境変化や草刈り等で消滅し、各地でレッドリストに掲載。宮城県版でも準絶滅危惧(NT)に指定されていましたが…
ホタルカズラ 峠から
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ギンラン(銀蘭)
2017/05/22(Mon)
   きょうも晴れて、とても暑くなりました(18.0~29.6℃/西風)。
   道沿いに、ギンラン(ラン科)が咲いていました。今年も、「藪刈り」された場所での復活の兆しはありませんが、幸いにも救われた所では、心打たれる白銀の輝きが数多く見られました。中国、朝鮮等に分布し、日本では本州~九州の山地の、主に落葉樹の林床に生育する高さ10-30㎝の多年草です。葉は3-6個が互生し、長さ3-8㎝の狭長楕円形で、葉先は鋭く尖り、基部は茎を抱きます。5-6月。茎先に数個の白花を付けます。嘗ては雑木林の何処にでも見られた花でしたが、開発や乱堀等で激減し、県レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。ラン科植物は菌根菌と共生する特殊な生育形態を持ちますが、ギンランやキンラン等は特に菌への依存度が強い上に、特殊な土壌を要求し、環境の変化にも極めて敏感です。種そのものと共に、生育地をしっかり護らなければなりません・・・
ギンラン 涼しい沢
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
カラスアゲハ(烏揚羽)
2017/05/21(Sun)
   きょうも晴れて、暑くなりました(17.0~27.5℃/南南東風)。
   沢に、カラスアゲハ(アゲハチョウ科)がいました。素早く飛び回っていたかと思うと、砂地に下り立って青緑の翅を閃かせてながら、何かを頻りに吸っていました。北海道~沖縄の山野に生息する、前翅長45-80㎜のアゲハチョウの仲間です。成虫は4-9月に出現し、黒い翅表が緑~青色に輝いて見えて美しく、見る角度によって輝き方が微妙に変化します。食樹の少ない都会には少なく、郊外等では良く見られ、山道の湿った地面等で吸水している姿が多く見られ、ツツジ等の花で良く吸蜜します。 幼虫の食草は、コクサギ、サンショウ、カラスザンショウ、キハダ、カラタチ等。青葉山では、様々な花で吸蜜する姿が見られます…
ミヤマカラスアゲハ 谷空木の谷
この記事のURL | 昆虫 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ヤマツツジ(山躑躅)
2017/05/20(Sat)
  きょうは良く晴れて、初の夏日になりました(12.7~26.9℃/南風)。
   道沿いに、ヤマツツジ(ツツジ科)が咲いていました。まだまだ、あっちにもこっちにも帯を作って、深まった新緑の森を、真紅に彩っていました。北海道南部~九州の、低山の林縁等に生育する、樹高1-4mの半落葉低木です。樹皮は灰黒色で縦に裂け目、枝には褐色の毛があります。卵~楕円形の葉は互生し、枝先に輪生します。葉の裏面は灰緑色で、両面共に毛が多く、葉先は鋭頭。葉には2形態あり、春葉は長さ2-5cm、毛は淡褐色で時に三葉状になり、夏葉(夏~冬)は長さ1-2cmで毛は褐色で、冬芽の周りに輪生。5-6月、枝先に朱色で径4㎝程の花を咲かせます。果実は朔果は卵形で長さ約1㎝。青葉山では、ツツジ類中最も普通に見られます・・・  
ヤマツツジ 夕日
この記事のURL | 植物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
テン(貂)
2017/05/19(Fri)
    きょうは、良く晴れました(12.3~23.5℃/南東風)。
   道で、テン (イタチ科)に会いました。一瞬だったのですが、あんなに真白だったお顔が黒く煤けて、手足の先も黒くて、何か悪戯でもしたみたいで、愛くるしい眼でじっと見つめられました。北海道~九州と朝鮮南部の主に奥山に生息し、小動物、昆虫、甲殻類の他、ノウサギ・キジ・ヤマドリ等も襲い、果実類も好みます。体長44-55㎝、尾長17-23㎝、体重0.9-1.5kg。広い行動圏を持ち、岩の隙間や樹洞を巣にします。東北等の主に寒冷地では、夏季は赤褐~暗褐色ですが、冬毛は黄~黄褐色で頭部が白くなります。青葉山では全域で、糞や足跡等の痕跡が普通に見られ、良く目撃もされ、この山の豊かさの指標にもなっています・・・
テン モミの森
この記事のURL | 動物 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
前ページ | メイン | 次ページ
ゆきかえる